- 2024年宅建の合格点予想は何点なの?
- 過去の合格率や受験者数の推移はどうなっているの?
本記事では、こんな疑問にお答えします。
宅地建物取引士の2024年宅建の合格予想点 / 過去の合格率や受験者数の推移を分かりやすくご説明します。
早速結論ですが、2024年宅建の合格予想点は37点と推察しています。
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2024年宅建の合格予想点
冒頭に記載しましたが、2024年宅建の合格予想点は37点と推察しています。
※NEW 11月26日に合格基準点が37点と発表されました。
推察理由は後述します。
合格予想点とは
合格予想点は、資格学校や講師、宅建情報サイトによる問題難易度の分析や得点データリサーチに基いて算出されます。
得点データリサーチは、実際に試験を受けた人の得点データを収集して得点分布割合を集計し、宅建合格率が15~17%程で推移していることを踏まえ、各社の過去実績からボーダーラインを探って算出します。
収集データが多いほど、得点分布が平準化され試験実態に近付くのでより精度の高い合格予想点となります。
速報会を行っている途中で合格予想点が訂正されるのは、収集データが増えていくためですね。
各社の合格予想点
合格予想点 | |
LEC | 37±1 |
TAC | 35±1 |
日建学院 | 37,38 |
総合資格学院 | 37 |
宅建試験ドットコム | 37 |
各社(各講師含む)から合格予想点が公表されていますが、ノウハウが豊富で生徒(=すなわち収集データ)が多いところをチェックしておけば問題ありません。(私は上記表をチェックしています。)
この他にも様々なところが合格予想点を出しており、それらは一定の指標にはなりますが、そもそも各社収集データ数が異なるので参考値として取り扱うべきです。
極端な例ですが、A社「収集データ10に基づく合格予想点:35点」、B社「収集データ10,000に基づく合格予想点:37点」だった場合、単純平均で36点とはならず、加重平均で37点の方が信頼性がある訳です。
上記を踏まえ、私がチェックしている各社の予想から2024年宅建の合格予想点は37点と推察しています。
過去10年の合格率 / 合格基準点
実施年度 | 申込者数 (a) | 受験者数 (b) | 合格者数 (c) | 合格率 (c/b) | 合格基準点 (一般受講者) |
H26 | 238,343 | 192,029 | 33,670 | 17.5% | 32 |
H27 | 243,199 | 194,926 | 30,028 | 15.4% | 31 |
H28 | 245,742 | 198,463 | 30,589 | 15.4% | 35 |
H29 | 258,511 | 209,354 | 32,644 | 15.6% | 35 |
H30 | 265,444 | 213,993 | 33,360 | 15.6% | 37 |
R1 | 276,019 | 220,797 | 37,481 | 17.0% | 35 |
R2(10月) | 204,163 | 168,989 | 29,728 | 17.6% | 38 |
R2(12月) | 55,121 | 35,261 | 4,610 | 13.1% | 36 |
R3(10月) | 256,704 | 209,749 | 37,579 | 17.9% | 34 |
R3(12月) | 39,814 | 24,965 | 3,892 | 15.6% | 34 |
R4 | 283,856 | 226,048 | 38,525 | 17.0% | 36 |
R5 | 289,096 | 233,276 | 40,025 | 17.2% | 36 |
R6 NEW | 301,336 | 241,054 | 44,992 | 18.6% | 37 |
※令和2,3年はコロナの影響で10月と12月に開催
過去10年分(平成26年から令和5年)の「申込者数 / 受験者数 / 合格者数 / 合格率 / 合格基準点」の推移は上記の通りです。
平成26年から令和5年の合格者数は30,000~40,000人程、合格率は15~17%程(令和2年12月のみ13%台)で推移しているの対し、合格基準点は31~38点と若干幅があります。
令和6年の合格者数は44,992人、合格率は18.6%と発表されました。
令和6年の合格者数と合格率は過去10年で最高値となりました!
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まとめ
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