
- 2025年宅建の合格点予想は何点なの?

- 過去の合格率や受験者数の推移はどうなっているの?
本記事では、こんな疑問にお答えします。
宅地建物取引士の2025年宅建の合格予想点 / 過去の合格率や受験者数の推移を分かりやすくご説明します。
早速結論ですが、2025年宅建の合格予想点は34点と推察しています。
- 2025年宅建試験に挑戦した人
- これから宅建試験に挑戦する人

- 30代一級建築士(26歳取得)
- ゼネコン建築職:年収800万
- 平均残業時間:約15時間/月
※本ページにはプロモーションが含まれます。
宅建の合格予想点

合格予想点とは
合格予想点は、資格学校や講師、宅建情報サイトによる問題難易度の分析や得点データリサーチに基いて算出されます。
得点データリサーチは、実際に試験を受けた人の得点データを収集して得点分布割合を集計し、宅建合格率が15~18%程で推移していることを踏まえ、各社の過去実績からボーダーラインを探って算出します。
収集データが多いほど、得点分布が平準化され試験実態に近付くので、より精度の高い合格予想点となります。

速報会を行っている途中で合格予想点が訂正されるのは、収集データが増えていくためですね。
【2025年】各社の合格予想点
| 合格予想点 | |
| LEC | 34±1 |
| TAC | 34±1 |
| 日建学院 | 33,34 |
| 総合資格学院 | 34 |
| 宅建試験ドットコム | 33,34 |
各社(各講師含む)から合格予想点が公表されていますが、ノウハウが豊富で生徒(=すなわち収集データ)が多いところをチェックしておけば問題ありません。(私は上記をチェックしています。)
この他にも様々なところが合格予想点を出しており、それらは一定の指標にはなりますが、そもそも各社収集データ数が異なるので参考値として取り扱うべきです。

極端な例ですが、A社「収集データ10に基づく合格予想点:35点」、B社「収集データ10,000に基づく合格予想点:37点」だった場合、単純平均で36点とはならず、加重平均で37点の方が信頼性がある訳です。
過去11年の合格率 / 合格基準点
| 実施年度 | 申込者数 (a) | 受験者数 (b) | 合格者数 (c) | 合格率 (c/b) | 合格基準点 (一般受講者) |
| H26 | 238,343 | 192,029 | 33,670 | 17.5% | 32 |
| H27 | 243,199 | 194,926 | 30,028 | 15.4% | 31 |
| H28 | 245,742 | 198,463 | 30,589 | 15.4% | 35 |
| H29 | 258,511 | 209,354 | 32,644 | 15.6% | 35 |
| H30 | 265,444 | 213,993 | 33,360 | 15.6% | 37 |
| R1 | 276,019 | 220,797 | 37,481 | 17.0% | 35 |
| R2(10月) | 204,163 | 168,989 | 29,728 | 17.6% | 38 |
| R2(12月) | 55,121 | 35,261 | 4,610 | 13.1% | 36 |
| R3(10月) | 256,704 | 209,749 | 37,579 | 17.9% | 34 |
| R3(12月) | 39,814 | 24,965 | 3,892 | 15.6% | 34 |
| R4 | 283,856 | 226,048 | 38,525 | 17.0% | 36 |
| R5 | 289,096 | 233,276 | 40,025 | 17.2% | 36 |
| R6 | 301,336 | 241,054 | 44,992 | 18.6% | 37 |
※令和2,3年はコロナの影響で10月と12月に開催

過去11年分(平成26年から令和6年)の「申込者数 / 受験者数 / 合格者数 / 合格率 / 合格基準点」の推移は上記の通りです。
平成26年から令和6年の合格者数は30,000~45,000人程、合格率は15~18%程(令和2年12月のみ13%台)で推移しているの対し、合格基準点は31~38点と若干幅があります。
不動産業界の転職
宅建試験に合格された皆様、誠におめでとうございます。
「業界内での転職 / 他業種から不動産業界への転職」を考えている方におすすめの転職エージェントを下記記事にて紹介しています。

ご興味あればご覧ください。
関連記事リンク集
『建築キャリアアップ』はワークライフバランスを考える建築人のための情報サイトです。
建築系の「転職 / 資格」情報を発信しているので、宜しければ他の記事にも遊びに来てください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。些細なことでも、本記事の情報がご覧いただいている方のお役に立ち、宅地建物取引士試験の合格率を上げる一助になれば幸いです。応援しています。


コメント