- 記述ってついつい後回しになっちゃう。。
- そもそも対策って何をしたらいいの?
- イメージ図ってどんなものを描くの?
- 解答例を見てみたい!
本記事では、こんな疑問にお答えします。
計画の要点等・記述対策についてわかりやすくご紹介します。併せて、一発合格に成功した私の計画の要点の復元を公開しますので「こんな感じなんだなぁ」とイメージしていってくださいね。
※2018年(平成30年)設計課題「健康づくりのためのスポーツ施設」であることをお含み置きください。
- 30代一級建築士(26歳取得)
- ゼネコン建築職:年収800万
- 平均残業時間:約40時間/月
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記述の配点 / 採点方法
記述とは、Ⅱ要求図書で求められる「計画の要点等」のことを指し、A3用紙に「計画について考慮したこと」を文章とイメージ図で表現します。
配点は非公開です。資格学校が40/100点で採点していることもあり、点数配分は4割程度と推察されていますが真相は不明です。
同様に採点方法も非公開ですが、減点方式と推察されています。つまり、お題に対してシンプルでわかりやすい文章を書くことが大切です。小難しい・的外れな回答はNGです。
記述対策
記述対策に勉強時間を割けていない方が多いのではないでしょうか。
ただでさえ限られた準備期間、特に初受験生は作図強化とエスキス習得で手いっぱいですよね。
でも大丈夫。過酷な学科試験を突破したあなたは、きちんと対策すれば不安になることはありません。
キーワードを蓄える / 丸暗記はNG
大切なのは、キーワードを蓄え、その意味を理解することです。その場でお題にあった回答ワードを考えていたら時間が足りません。
やってはいけないのは解答例の丸暗記です。ニュアンスの異なる出題に即時対応できなくなるためNG行為です。その都度、蓄えたキーワードを駆使して自然な文章を書きましょう。
「その都度で大丈夫なの?」という疑問があると思いますが、解答の文章構成は定型的なので、キーワードの意味を理解していれば自然な文章を書けるようになりますよ。
過去問は確実に / 新出問題には冷静に対処
資格学校の課題は過去問を中心に構成されています。資格学校に通われている方は、どんなに時間がなくても一度は課題の記述問題に目を通しておきましょう。
新出問題については、深く考える必要はないと考えます。
考えてもしょうがないと表現した方が正しいかもしれません。
令和2年の試験では、構造の耐震ルートや車寄せの屋根の構造、インフルエンザやノロウイルスへの対策について出題されており、新出問題の割合が増加傾向にあります。
そういった新出問題は必ず出題される前提で試験にのぞんでください。そして、冷静に対応することを第一優先としてください。
とにかく冷静に知恵を絞り、欄を埋め、後に引きずらないことが何より大切です。自分がわからない問題は、同じ対策をしている他の受験生もわかりません。
ですが、後回しはNGです。終了時間が迫ってくると冷静さがなくなるため、余裕がある段階で何か埋めましょう。空欄提出は一発アウトです。
一発合格の「計画の要点等」の復元
それでは、私の「計画の要点等」の復元を公開します。
問いの意図を汲みとり、シンプルでわかりやすい回答を心がけました。
あくまで一例ですので「こんな感じなんだなぁ」という気持ちでご覧ください。誤脱には目をつぶっていただけると幸いです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。まとめると下記となります。
- キーワードを蓄え、その意味を理解、つなぎ合わせて自然な文章を構築。
- 過去問は確実に抑え、新出問題には冷静に対処し、必ず何か埋める
ただでさえ限られた準備期間、特に初受験生は作図強化とエスキス習得で手いっぱいですよね。
でも大丈夫。過酷な学科試験を突破したあなたは、しかるべき対策さえすれば、不安になることはありません。応援しています。
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